2014年10月20日月曜日

ランキング

先週The Economist誌による2014年のMBAランキングが発表され、我らがTuckは目出度く2位となりました。

画像クリックすると多少拡大します)

ランキングに関しては過去にも当ブログ内で投稿がありますので、そちらも参照下さい。

MBAランキングはThe Economist誌以外にも、U.S. NewsFinancial TimesForbesなど数多くあります。日本の大学生が就活の際に見る『就職先人気企業ランキング』の類と同じで、MBAもランキングによって切り口が異なります。論文の数の多さを評価するランキングでは、規模の大きいビジネススクールの方が(教授陣も多いので)有利となります。ビジネススクール入学前と卒業後の収入を比較してその増加率(増加額)を評価するランキングでは、欧州系のビジネススクールがランキングの上位に来ます(アメリカのビジネススクールの場合、入学前から収入の多い職に就いている学生が相対的に多いので)。The Economist誌は、以下に基づいて評価しているとのことです。

① Opening new career opportunities (35%)
② Personal development/educational experience (35%)
③ Increasing salary (20%)
④ Potential to network (10%)

General Managementに重きを置いているTuckでは、『経営者たる者、広く深く物事を理解する必要がある』とのコンセプトの下、一年生のコア科目が組まれています。従って、勉強の面で学生は時間的にかなり追い込まれますが(時々『就活する時間がなくなってしまうのでは?!』と思うほど)、結果としてにある通り就職先の幅が広がり、そして何よりも(ただ単に『MBA!』と経歴が華やかになるだけなのではなく)にある通り実際のスキルが相当に強化されます。

もちろん何を求めてMBAを目指すのかは人それぞれですし、どのランキングを参考にする(またはしない)かは最終的に各自の目線に合わせて行うことになります。例えば、The Economist誌のランキングから各校合格者のGMAT平均点を抽出することも出来ます。

合格者のGMAT平均点:
732 Stanford GSB
730 Wharton
726 Chicago Booth
725 HBS
723 New York Stern
718 Tuck
718 Columbia
715 Haas
715 Kellogg
713 MIT Sloan

このように様々なランキング、様々なポイントを見比べてみるのも、ビジネススクール選びの上で参考になるかもしれません。早いラウンドでapplyしている受験生の皆さんはこれからの時期interviewが続くと思います。次のラウンドでapplyを検討している受験生の皆さんはGMATの勉強や、essayの詰めが続いているかと思います。このブログで繰り返し述べているように、合格の先には必ず素晴らしいexperienceが待っていますので、引き続き皆さん夢に向かって頑張って下さい!そして別にTuckに関わらず、MBA受験全般に関することでも何でも構いませんので、質問等御座いましたらいつでも気軽にtuckjapanHP@gmail.comにご連絡下さい。
 
よしかん(T’15