2014年7月4日金曜日

Why Tuck?(前編: 受験の際/入学前に考えていたこと)

ここでは受験の際/入学前に私がビジネススクール選びについて考えていたことを紹介させて戴きます。実際にTuckに入学してみてどうだったのかは、後編で述べさせて戴きます。

『どこのビジネススクールが良いのか?』という話は、『東大と京大はどちらの方が良い大学なのか?』や『慶應と早稲田はどちらの方が良い大学なのか?』という議論と同じで、正解はありません。人によって違うと思いますし、最後まで何が良かったのかは分からないかもしれません。会社選び、恋人選び、何でもそうですね。

私の場合は求めているものがある程度明確にあったので、あまり迷うことなくTuckという結論に辿り着くことが出来ました。Tuckが全ての人にとっての正解だとは決して思いませんが、同時に、合う人にとっては正解になり得ると思います。私はビジネススクールに以下を求めていました。

ブランド
MBAランキングは当ブログでも以前に触れた通り、様々なものがあります。私の場合、Best Business Schools – US News & World ReportTOP10に入っている学校に行きたいと考えていました。

チームワーク
ファイナンス、マーケティング、チームワークなど、MBAに於けるフォーカスは人によって異なるものだと思います。私の場合は、『日本企業で働きながら、オランダのコンサルと共に中国顧客の案件に取り組む』のように異なる文化が入りまじった中での仕事がこれまで多く、様々な場面でチームワークの難しさを痛感させられていたので、自ずとチームワークに自分のフォーカスが向いていきました。TOP10スクールの中では、TuckKelloggがチームワークに力を入れた学校であると感じていました。

少人数
私は生徒数が比較的少ない学校の方が同級生と密な関係を築くことが出来て、且つ日本人として学校内で存在感が発揮し易いのではないかと考えていました。個人的な話になってしまいますが、私が通っていた中学校は一学年250人ほどでした。この為、『300人以下の人数であれば名前と顔ぐらいは全員覚えることが出来る』というイメージが最初からありました。TOP10スクールの中で一学年300人以下(=学校全体で600人以下)は、TuckHaasがこれに該当しました。

以上の3つの点のそれぞれを満たしてくれる学校はTuck以外にもあったのですが、3つを同時に満たしてくれるのはTuckしかなかった為、私はTuckを目指しました。次に、実際に入学してみてどうだったのかについて紹介させて戴きます。
 
よしかん(T’15