2012年10月17日水曜日

International Orientation

MBA programが開始される前に、International student向けのOrientationプログラムがあり 、今年は8/20(月) ~ 8/24(金)に行われ、参加者は19名でした。参加者国籍は、インド、スペイン、メキシコ、ペルー、中国、台湾、ブラジル、日本です。

本Orientationでは、互いの文化の紹介もさることながら、 Caseの読み方や議論の仕方、各種プレゼンテーションの練習、Culture shockの攻略法、米国での就職活動、更には、米国での運転免許取得もプログラムの一つに含まれています。今回はその内のCulture shockについて学んだことを紹介したいと思います。

Culture shockについては、留学された経験のある方は多かれ少なかれ経験されたことが有るかと思います。これは、国籍問わず、全てのInternational studentsが感じていることですが(勿論、日本に留学している外国人も)、とりわけ、米国は、長さの単位がFeet、温度の単位がファーレンハイト、ガソリンの単位がガロンです。はじめの方は、32ファーレンハイトが暑いのか寒いのか 、ガソリンスタンドで給油したらガソリンの価格が日本より安いのか高いのか?分かりません。加えて、食事はさらにCulture shockを増幅させる要因ですね。

しかし、一番のCulture shockの原因は、Nativeとのコミュニケーションでしょう。今回のOrientationでも各国の学生が「米国人の印象」について挙げていったのですが、結構内容は過激でした。皆何かしらフラストレーションが溜まっていることが良くわかりました。私が「え?」と思った一例を挙げますと、学生同士でPubに飲みに行ったときのことですが、ある米国人女性がと会話していたところ、「I will be right back」と言われ彼女は席を離れました。私はてっきりまた戻ってくるのだと思い、トイレも我慢して30分程度待っていました。しかし、彼女は帰ってこず、聞いてみれば、私に「I will be right back」といった直後に帰宅していたとのこと。さすがにショックで「え?」と思いましたが、翌日別の米国人の友人に聞いてみると、Pubなどでの「I will be right back」は「See you」という意味でも使うこと有ると。とのことで、自分が勘違いしていたのでした(トホホ)。これはほんの一例でそれ以外にも「え?」は有るのですが、このOrientationでは、このようなCulture shockの攻略法に就いては「Be patient」しかない 。とのことで、非常にシンプルですが、これをベースに幾多のCulture shockを乗り越えていっています。

Tuckでは、このようなCulture shockがある前提で、それをどのように乗り越えていくのか、悩んだときは真剣に向き合ってくれますし、やはり、一番大切なことは周りに 相談できる相手がいること だと思います。この一週間共にすごしたInternationalの仲間は、いつでも相談できるかけがいのない仲間達です 。